春らしい日が続きますね
とは言え のんびりばかりはしていられません
今からがまた私の踏ん張りどころ
さてさて 春ですし 新しい生活の始まりですし
約1年間の私の日記帳 このKITCHENはおしまい
新しいKITCHENを立ち上げることにしました
あまり頻繁には更新できないかもしれませんが
どうぞこれからもよろしくお願いいたします!!
My new weblog is here →
KITCHEN
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ただいま!!
桜の咲き始めたぽかぽか陽気の日本に帰ってきました
成田へ向かう飛行機の中はガラガラで 地震の影響を改めて感じました
日本へ戻って一番に撮ったのはKIOSKの写真(笑)
ジュース・お酒・お菓子・おつまみ なんでもあって きれいに並んでいる
どのお店に入っても 恐縮してしまうほど丁寧に接客してくれる
当たり前だったことが 涙が出るほど素晴らしく感じて
日本ってほんとに素敵な国!!と感激していました
予定より少し早い帰国となったのだけど
また 次の段階へ進もうかなと思えたので
先日 前の会社関係の方からメールをいただきました
退職して1年の日
もう1年かという思いと まだ1年かという思い とても不思議な気持ちです
会社からいただいた花束は写真にして 海外でも常に持っていましたよ
あの日の決意と感謝の気持ちを忘れないように
今でもたくさんの会社関係の方からメールをいただきますが
そのたびに 自分の働いてきた4年間のことを思い出します
今思えば あの頃の自分「よく頑張っていたな」と
たくさんの思いを抱えて日本を出て
ハイヒールを履いていた自分が サンダルで過ごす生活に
一気に子どもに戻ってしまったような 張り詰めていた糸が切れてしまったような
自由で楽しいけれど それでいて不安定な毎日
空を見上げては 過去の自分と比較したり 日本に残してきたものを想ったり
英語環境の始まりと たくさんたくさんの経験をしたアメリカ生活
(たぶん)人生で一番ツラい時期を経て 自分自身と向き合ったカナダ生活
今まで果たせなかったもうひとつのことを果たすため ベトナムのボランティア
本当にいい経験ができました
時には無茶もしたし 後悔するようなこともあったけど
今はそれもいい思い出 やらずに後悔よりやって後悔 なので
全部ひっくるめて 大きな声で「楽しかった!!」と言おう
「大きな意味で強くなりたい」
「もっともっと笑顔で居たい」
これは 叶えられたかな? この経験で 叶えられるようになったかな?
人生の先輩に言ってもらった
「行ったからどうなるではなく、行くこと、そこで生活することそのものに意味がある」
この言葉を自分の言葉として言える日がくるように と1年前に書いていたけれど
これは間違いなく 今は自分の言葉として言えるようになりました
そして この海外生活で成し遂げる必要があったこと
「自分ひとりで ひとつの円になること」
自分ひとりで きれいなひとつの円になっておいでと1年前に言われて
それがどういう意味なのか 海外生活でずっと考えていました
簡単に言えば 人に依存しないで生きるということなのだろうけど
それは この世でひとりになったとしても生きていけるという意味なのか
寂しいという感情なんてない 鉄のような心を持つことなのか・・・と
今はこう思います
それは決して ひとりで生きていく という意味ではないということ
大切な誰かや何かの存在は 必ず必要なもので
それがあるからこそ きれいな円になることができる
でも それがなくなったとしても 自分という円が欠けるのでなくて
その存在が その円の色を濃くし 大きくするものであるということ
誰かや何かの存在が 自分の円の穴埋めではなく
プラスとしてくっついてくるものであるということだと
1年前までの自分は不安定で
何かが欠けてしまうとぽっかりと穴が開いてしまう状態
それを補うのに時間がかかるということが多かったように思います
今の自分は・・・変われたんじゃないかなと
さぁ 日本の生活に戻ります あ~早く働きたい・・・!!
体型を元に戻す努力をしながら(笑) 就職活動です
いつもいつも 自分自身に問いかけること
「自分は今 最大限の努力をしているか」 「自分は今 輝いているか」
これからも 常にこうして自分自身と向き合っていこうと思います
私の海外生活を支えてくださったみなさん
温かく見守ってくださったみなさん 本当にありがとうございました
これからは平凡なブログになってしまいますが のんびりと続けていきますので
今後ともよろしくお願いいたします
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ベトナムでのボランティア ここでもたくさんの素敵な出会いがありました
ほとんどのボランティアたちが 20歳前後
私が一番年上という状況だったので ほんの少し心配でしたが
みんな 同じような気持ちを持って集まった仲間
年齢も国籍も関係ありませんでした
私たちのように ボランティアの機関を通して
日本 ベトナム 韓国 フランス カナダから集まった仲間たちのほかに
まったくの個人で数ヶ月
ヨーロッパ各地からボランティアへ来ている人たちにも出会いました
彼らはみんな 心に熱いものをたくさん持っていて
将来に対する不安や希望もどっさり
ボランティアの合間に熱く語っては
私ってまだまだだなぁ・・・と思わされることもたくさんありました
週末はボランティアのお仕事もお休み
土日を使って船上で1泊 ハロン湾というところへ旅行へも行ってきましたよ
この日 私は朝から39度の高熱を出していたのだけど
久々のシャワーに感動して
中国の桂林を思わせる風景に感動して みんなとの時間がとにかく楽しくて
夜には船の上で踊りまくるほど元気に・・・(熱はさらに上がりました)
みんないい笑顔だったなぁ~
ボランティアの合間には みんなでゲームをしたり
飲みながら語ったり カラオケに行ったり 料理の交流会をしたり
ボランティアの内容自体は思っていたものと少し違ったり
大変なこともたくさんたくさんあったけど
ベトナムのボランティア 参加して本当に良かったと思います
最後は日本の地震の影響を受けて なんだかばたばたとしてしまったけれど
ボランティア終了とともに 今回の私の修行(?)の旅も終わり
ハノイへ戻るバスの中では
アメリカ・カナダ・ベトナムの時間を思い返して 胸が熱くなりました
アメリカ・カナダとはまた大きく違う経験
子どもたちや仲間に たくさんの刺激を受けて
まだまだ成長していかなくてはと 奮い立っているところです
このKITCHENも もうすぐ終わり
次回は総まとめとしたいと思います
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私たちがボランティアで滞在していたのは
ハノイからバスで2時間半ほどの Hai Duong Orphanage
予想を完全に覆してとても寒く 大風邪をひいてしまいました・・・
ここでの生活は 男女数人がひとつの部屋で 寝袋を使って寝る生活
とても寒かったけれど 暖房はもちろん 温かいシャワーもなく
トイレの横に備え付けられた水のシャワー(?)でなんとか・・・
いろいろと その時はとてもツライと思っていたけれど
今 被災地の方々のことを思えば とてもちっぽけなことなのだなと
私たちのボランティアワーク内容は
Teaching Children と Taking care of babies
それぞれ 午前2時間 午後2時間のスケジュール
まだ首の座っていない赤ちゃんから・・・
こんなにかわいい赤ちゃんたちには 今はお父さんもお母さんもいません
順々に自分の腕に抱いては 「どうして・・・」という想いばかり
施設の衛生管理もいいとは言えない状態でした
初日に施設の門をくぐったとたん どどどどどーーっと子どもたちが押し寄せてきて
それはそれは大歓迎を受けたのだけど
同時に 全員の「飴ちょうだい」という必死のジェスチャー 心が痛みました
この施設では 孤児だけでなく
いろいろな障がいを持って生まれた子どもたちともたくさん出会いました
初めは 子どもたちを「教える」と聞いていたのだけど
実際にはそれはとても難しい状況で
とにかくみんなと体を張って全力で遊んだり 塗り絵をしたり折り紙をしたり
首をしめられたり 腕をひきちぎられそうになったり(笑)
それはそれは大変で たった2時間でみんなぐったり でも
「とにかく子どもたちを笑顔にしたかった」私の力なんて不要で
彼らはどんなときも笑顔 いっぱいの元気をくれました
言葉でのコミュニケーションはほとんどできなかったけれど
いつも両手を広げて抱きついてくる彼ら
手が空いていればすぐに 手を合わせたり 手をつないでくる彼女たち
そのひとつひとつに きちんと応えてあげることで
心は通じ合えたように思えます
彼らにとって 私たちボランティアは一時的な人
来ては去り 来ては去り また今も遊んでくれる新しい人を待っていることでしょう
私たちにできることはほんのわずかで 限界がある
そして 根っこにある問題や それを解決していくことの難しさも
今回のボランティアで痛感しました
ただ 私たちの周りには意識せずともある「愛情」の存在さえ
知らずに生きている子どもたちも たくさんたくさんいるかもしれない
だから 彼らにとって短い期間であっても 誰かに思い切り愛されるということは
とても大切なことかもしれません
お別れの日
何かとそばに居た脳性まひを持つ男の子の姿が見えず気になって
施設の中を探していると
誰も通らない階段にひとり うつむいて座っている彼を見つけました
金曜日の午後 親や親戚の居る子どもたちは
週末を家で過ごすため 帰る時間
週末も施設で過ごす彼の 初めて見る寂しい背中に
思わず涙が溢れてしまいました
手に持っていた飴を全部 彼の手に握らせて ぎゅーっと抱きしめたら
彼はやっぱり 優しい笑顔を返してくれました
彼には伝わっていないかもしれないけれど
もう2度と会うことはできないだろうけれど 私は彼のことを愛しています
世界中で私だけであったとしても 彼を愛する人がいる
小さなことだけど とても大切なこと そう思います
たくさんの笑顔と元気をくれた彼ら
彼らの未来が明るいものでありますように・・・ MIHO
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実はもうすぐこのブログも ひと区切り というところなのだけど
あの震災があってから どうも心がブログへ向かいません
私は普通でいいんだろうか と
私の気持ちが沈んだところで 何もならないのだけど
とても複雑な気持ちでいます
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